数学の問題集のやり方
受験勉強はほとんど暗記力が勝負だということに異論のある人は少ないでしょう。でもその中で数学だけはそうではないと思っている人が多いのではないでしょうか。 でも数学も暗記教科です。数学者にでもならない限りセンスより暗記力です。そのことをここで受験生はしっかりと心の中に留めおいてください。
数学が暗記教科である以上考えてはいけません。英単語を覚えるのに考えることはしないでしょう。スペルを読んで日本語訳がうかばなければすぐに正解を見ま す。忘れている単語の意味を考えた結果思い出すというこはほとんどありません。たとえ思い出したところで考えてからわかるようでは使えません。数学もこれ と同じです。問題を読んだ瞬間に解答にいたる道筋が思い浮かばなければいけません。
数学が好きな人や自ら得意だと思っている人に多いのですが、自分で正解できるまで時間をかける傾向があります。そうし解い問題はたしかに自分のものなっていいのですが、時間がかかりすぎて他の問題ができません。受験日までに全部をこなすことができなくなってしまいます。
数学の問題がわからないとき、1つの問題に3分以上使ってはいけません。3分考えてわからなければすぐに解答を読んでください。そして解答に至る経緯を理解 しそのやり方を暗記してください。そしてしばらく時間をおいてからまたそれを覚えているか確認してください。このときも記憶の確認をするのであって、考え て問題を解くのではありません。
このように数学も暗記だと割り切って勉強してください。これが受験のための数学の勉強の仕方です。合格への近道です。