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ほんとうに英語の基礎のない人 

wall20130828001s英語が苦手な人と言っても色んなレベルがあります。今回ここでお話しするのは、中学3年生あるいは2年生の通知表が2の実力の人です。そういう人が3年生になって、英語の成績を上げたいと初めて塾に来る人が毎年います。高校生になってから来る人もいます。そういうときどう指導しているかということを今回お話します。

英語の基礎ができていない人は英文法がまったくわかっていません。ここで言う英文法とは、英文法の問題に正解できるというレベルよりもっと下のレベルのことを言います。英語の基本的語順、3単元のSや疑問文否定文の作り方、受動態の基本的な作り方などです。

そういう人はまず1年の教科書にある例文をすべて覚えてもらいます。ノート見開き左側に英文を写し、右側にその日本語訳を書きます。そして日本語を読めば英文が言えるようにします。覚えているかどうかは私が口頭でテストします。その次にその英文の主語を変えたり肯定文を否定文疑問文に変えたりして質問します。これも私が口頭でテストします。その中で少しずつ文法の解説をして英文法を理解してもらいます。同じことを2年生の教科書でもやります。ここまで終われば英語の基礎の基礎がついてきます。

次に今学校でやっているところの教科書の本文の暗唱をしてもらいます。基礎の基礎がついてくると、暗唱もそんなに時間がかからずにできるようになってきます。そして一度暗唱したところは日本語訳を読めば英文が言えるようにしておきます。そうすれば中学3年生なら中学3年生が終わった段階で、英語の教科書の本文の最初から最後まですべての英文が英作ができるようになっています。

ここまでやれば英語の実力が4以上にはなります。もちろんその間に英単語の暗記もやらねばなりません。また暗唱とあわせて本文の音読もしつこいほどします。1ページにつき50回は音読してもらいます。

 

 

 

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