新入生に向けて その2(高校生編)
高校に入学してから、中学と比べずっと難しくなった感じる教科の筆頭は、おそらく英語でしょう。進むのも早いし、そのための勉強量もぐっと増えます。覚えなければいけない英単語の数も格段に多くなります。もちろん数学をはじめそのほかの教科も、勉強しなければならないことが増えるでしょう。
また英語や数学が急に難しくなるのは、進学校ほどその傾向が強いでしょう。でもそれにはきちんと理由があるわけで、英語や数学、なかでも英語は大学受験には一番重要な科目だからです。
英語は長文読解(いわゆる英語の教科書)と英文法に分かれますが、英語はただ理解するだけでなく、後に残る勉強をしっかりしてください。長文読解では新しく出会った英単語をそのつど暗記するのはもちろんですが、定期試験の時にだけ覚えているのではなく、そのあと定期的に復習して完全に暗記を定着させてください。せっかく一度覚えたのにその後すぐに復習しなければまた忘れてしまいます。そうすれば今度覚えるときに最初に覚えたときとほとんど同じ労力がかかってしいます。一度覚えた英単語ならちょっと見直すだけですぐ暗記できます。大学受験するならどっちみち英単語はたくさん覚えなければなりません。このちょと復習をするという少しの努力が後々大きな貯金として帰ってきます。
また英文法の問題も同じです。教科書に書いてある英文法問題だけでいいから、後々残るように復習してください。
それともう一つ、英語長文の教科書を音読してください。音読のことはこのブログで何度も説明していますが、完全に和訳ができて文法事項も理解した上で音読してください。音読の回数は一つの文章につき50回を目安にしてください。音読した回数は教科書に正の字を書いて記録します。一度に50回もしなくていいです。何日もかけて音読回数を積み重ねてください。これは英語の偏差値アップに驚くほど貢献します。
新入生のみなさんがんばってくださいね。