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受験をサポートしてくれる食べ物 3

OLYMPUS DIGITAL CAMERA前回では、人類が今のように農耕生活を始めるずっと以前の狩猟採集生活の時代のほうが、はるかに健康で寿命も長かったがということを説明しました。この事 実は考古学的調査で明らかに証明されています。またそのころ人類が何を食していたかもわかっています。そのころの人類は肉食を中心とした雑食でした。だか ら食生活をそのころにもどせば、我々も健康になり長生きできるというこです。

我々人類には肉食を中心とした食事のほうが向いているという ことは、生物科学的にも証明されています。人類が持つ消化酵素は、草食動物よりも猫やライオンのような肉食動物に近いそうです。食べると眠気を誘うご飯や 小麦などの炭水化物は、消化するのに糖に分解されますが、そのときに血糖値が上るので、すい臓からインシュリンというホルモンを分泌します。炭水化物は米 や小麦、イモ類に多量に含まれますが、大根やにんじんなどの根菜類にも多少含まれています。しかし根菜類を多量に摂取しても、インシュリンを多量に分泌し なければならないほどのことにはなりません。このことを別言葉で言えば、多量の炭水化物を含む米や小麦摂取は、人の体には毒だというこです。だから食べる と眠たくなるのです。

ついでにもう一つよくない食べ物をあげておきます。植物性の油です。脂質は不飽和脂肪酸がよくありません。狩猟採集 時代の人類は、ほとんど動物性脂質しか摂取しませんでした。動物性脂質は飽和脂肪酸です。化学を選択した受験生ならばわかると思いますが、不飽和脂肪酸は 二重結合の炭素がない脂質です。二重結合があると油がすぐに酸化します。酸化が体によくないことは理解できると思います。狩猟採集時代の人類は、骨髄や動 物の脳など油の多い部分をこのんで食したようです。

動物性の油より植物性の油のほうが体によいという誤った知識が一般に広まっています。動物性の脂が心臓障害などの動脈硬化を引き起こすという誤解があります。これは植物性油を売りたいアメリカの穀物商社が故意にひろめたようです。そのことについて、近年FDA(アメリカ食品医薬品局) が、動物性脂質と動脈硬化にはなんの因果関係もなかったと、正式に謝罪しています。サラダ油、マーガリン、ケーキや洋菓子に多く使われるショートニングな どは、とくに体には悪いです。こんなものを食べ初めて人類はまだ半日(人類が生まれて1年とすれば)も経っていません。てんぷら油やマーガリンを空気中に 放置しておくと変色しますが、バターは変色しないのがその証拠です。

受験を応援する食べ物のことを書いて長々となっていしまいましたが、もっと詳ししことは下の記事を参考にしてください。この食のありかたを、パレオ食といいます。

http://user.paleo.or.jp/about/

 

 

 

 

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