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入学試験の大きな流れ

450px-Tulip_-_floriade_canberra今の受験生のご両親が受験されたころ、私もその中に入るのですが、そのころから見ると、受験問題の傾向が単純暗記の問題が減り、知識の背景を問う問題が増えたように思います。記憶力偏重から思考力を試す問題が増えています。実社会では初めから正解のない問題に取り組まねばなりません。そこで問題解決能力を試す問題が増えたのです。また英語の問題でも下線部を和訳せよという問題が減少し、英語長文を限られた時間で読みきれるかという能力を試す問題が増えています。英語長文の量も増大傾向にあります。これもただ海外から文献や技術を取り入れてきたかつて日本からの脱皮を反映したものです。受験勉強もそのあたりの傾向を考慮して若干の軌道修正が必要になっています。

しかし問題解決型の人材をペーパー試験で選抜するのには無理があると私は思います。なのでこの傾向は単純暗記だけでなく、その背景にあるものを記憶しておかなければならないだけで、記憶力が受験のポイントであることは変わりません。

とりあえず日本の受験の頂点に立っている東京大学の世界ランクは20位ぐらだとそうですが、日本のノーベル賞の数は自然科学系ではアメリカの次いで世界第2位です。しかも特許貿易では日本は世界中の国に対して黒字です。アメリカに対しても大幅黒字でその差は拡大傾向にあります。このことは日本の科学技術力が世界トップだということの証明です。しかもこれは今までの教育によってもたらされたものです。

世の中の流れを反映して少しずつ入試傾向も変わってはきますが、根幹のところは変わってないし変わりようがないと私は思います。また私たちは日本の大学や企業に自信を持っていいでしょう。

 

 

 

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