試験本番で緊張して結果の出せない人がいます。スポーツの試合でもそうですが、本番の弱い人や、逆に本番で実力以上の結果を出す人がます。この違いは何でしょうか。その違いは簡単なことです。ただ目の前のことにだけどれだけ集中できているかの違いです。

人は先のこと、これから起こるであろう未来のことを想像して、勝手にあれこれ悩んでいます。しかも先のことがうまくいかなかったらどうしようと、必ずマイナスの方向で悩んでいます。またさらに過去に失敗したことがあると、それと重ね合わせてさらに不安を増大しています。

ここから逃れるのには、今ここ目の前にのことに集中することです。今この一瞬の積み重ねが未来につなっがているということを、よく腹に落とし込むのことが大事です。夏休みに膨大な宿題があって、いくらやってもなかなか終わらない。そういうときにまだまだいっぱい先に残っていると思うと急にやる気が失せていまいます。逆にもう少しだと思うとやる気がわいてきます。

でもこれは言うがやすし行うがかたしです。そのためにスポーツ選手などはメンタル トレーニングをして、目の前のことに集中できるように訓練しています。人の悩みは悠久の過去から同じで、そのために人類は色々工夫してきました。禅や瞑想 もその解決手段の一つです。仏教で言われている悟りというのも、つねに今この一瞬に集中できている状態のことを言うのだと思います。たとえば好きな遊びに興じていて、今この一瞬の中に生きているときは一種の悟りであり、それが継続すれば高層や聖者と呼ばれるのかもしれませんね。

悟ることも 本番のメンタルが強くなることも原理はいたって簡単です。ただ目の前のこの一瞬の中に生きるだけです。現代ではその訓練方法も色々確立されています。このブログでも良さそうなものがあればまた紹介したいと思っていますが、あなたも自分で調べてみてください。自分であれこれ悩むより、先人の工夫の跡をたどる方がずっと効率的だと思いますよ。