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あきらめるな現代文 2

Barton_on_Sea,_pounding_waves_-_geograph.org.uk_-_668940みなさんは現代文をどのように勉強しているでしょうか。ほとんどの人は現代文の問題の解答を書き、答え合わせをして解説を読んでそれで終わりにしてしまっているのではないでしょうか。その中にはさらに同じ問題を3回ほど復習する人もいるでしょう。でもこのようなやり方で何冊問題集を解いても、ほとんど実力アップにはつながりません。

現代文の勉強方法ははっきりと確立されているわけではなく、「本を読め」 「文章を書け」 などとよく言われています。たしかに読書に夢中になることで現代文の実力がアップすることは確かです。しかしそれは受験までまだ1~2年もある時間に余裕のある人に限られます。時間のない受験生にはお勧めではありません。

現代文を解く力は、問題を解いているときだけでなく、答え合わせをして解説を読んで解答にいたる根拠を考察しているときにこそむしろ力がつきます。ひょっとしてあなたは、答え合わせのときちょっと解説を読んですぐに納得してしまって、それでわかった気になって終わらせているのではないでしょうか。それではダメです。そんな人がほとんどですが、それでは実力がいつまでたってもつきません。

解答に至る根拠に対する理解は、他人にその理由をわかりやすく説明することができるようになるくらい追求してください。そこまでしてはじめて理解したと言えます。間違った問題だけでなく、正解した問題の解説もきちんとできるようにならなければいけません。あなた自身がその問題の講義ができるくらい掘り下げてください。問題になったその現代文の背景にあるものも調べてください。こういう地道な努力が現代文実力向上の近道です。やたらたくさん問題を解くだけではダメです。

 

 

 

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