・復習は欠かせない いつもうちの塾生に言っていることですが、問題を解きっぱなしにしないこと、答え合わせをして間違いを訂正するだけで終わらないで、あとで必ず復習しることが大事です。そうでないと、せっかく勉強した効果が半分以下になってしまいます。このことは今まで何度も強調してきた思います。そこで今回は効率よく復習するための工夫を一つ提案します。
・復習の見える化 これもうちの塾生にいつも言っているのですが、問題一つひとつについて、最初に解いたときに理解度をランキングして、問題の横に印しておくことです。たとえば ◎ 〇 △ × などの記号で記しておくのです。また理解度を数値化して、5段階ランク分けるとかの方法もあります。その場合も単純に、1,2,3,4,5 だけではなく、1,6 とか 4,2 小数も使ってランク分けすることも一つの方法です。ただ複雑になりすぎるのもよくないので、あなたがぴったりくる方法を自分で選んでください。
このようにして各問題の理解度を記録しておくと、復習するときに大変役に立ち時間の節約になります。たとえば、◎ は最初からスムーズ解けたので復習は必要ないが、△の問題は、答えを見て理解できたので、あとでまた解なければならないとか、復習が効率よくできるようになります。
できなかった問題や、間違った問題に印をつけている人は多いですが、全部の問題をランク分けしている人はほとんどいません。詳しくランク分けしておくと、長い間時間が経った後に復習するときにも役に立ちます。また詳しくランク分けすることによって、不思議なこと復習に向かうエネルギーがにわいてきます。最初にちょっと手間がかかりますが、あなたもこのような習慣を身に着けることをお勧めします。またこれは自分の勉強を客観的に観ることにもつながります。己を知ることは合格への第一歩でもあります。