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天皇陛下のパラオ御訪問  2

028・ドイツ統治下のパラオ  パラオ共和国は第一次世界大戦まではドイツの植民地でした。ドイツの植民地の間にパラオの人口の約70%が消滅したそうです。この数字だけでドイツの植民地政策がどれほど過酷であったかが理解できると思います。その後の日本の統治下で人口は急増しました。ドイツだけでなく欧米の植民地政策はどれも過酷なものでした。

・人種平等宣言  第一次大世界大戦でドイツが敗戦した後、パラオなどの南洋諸島はその後日本の委任統治下に入りました。委任統治というのは植民地ではありません。第一次大戦後にできた国際連盟で日本は人種平等を唱えたことは有名です。このことは歴史の教科書に記述されていないことが多いですね。この宣言を加盟国の多数が賛成しましたが、残念ながらアメリカ一国の反対で否決されました。なので日本が植民地政策を実施するわけがありません。委任統治というのは、国際機関からそれらの国々のための監督をまかせるということです

・日本統治下のパラオ  日本はパラオに学校を作り、教育をし、道路などのインフラを整備し、病院を建設し、内地から医者も派遣して衛生面も充実させました。なので平均寿命も延びました。そのほかその土地に適した各種産業も発達させましました。ドイツがパラオから収奪の限りをつくしたのとは全く違います。(ちなみに日本は朝鮮半島や台湾、満州に対しても基本的に同様のことしました。)したがってパラオの人々と日本人とは大変友好的な関係でした。

 

 

 

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