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入試直前の現代国語

091私立文系のほとんどの受験生は、試験直前の今も、暗記教科の日本史や世界史、英語の勉強に時間を費やしています。覚えたことが直接点数に結びつくので、暗記教科に時間を使うのはしかたのないことかもしれません。それに比べ国語、特に現代文に時間を使っている人は少ないでしょう。でも、英語や社会は合格点を取ることができたのに、国語の点数が足りず、不合格になって、涙を飲む受験生が意外と多くいます。私立文系にとって国語の配点はおおむね3文の1です。

現代文は日本語です。だれでもある程度の点数が取れます。勉強しなくても3割は取れるでしょう。そこに安心して、現代文の勉強に時間をかけない人が多いです。

入学試験直前に、日本語の文章から離れてしまうのは危険です。受験直前には、日本語の文章に慣れ親しんでおかなければなりません。特に出題の多い評論文は普段読むことが少ないので、いきなり入学試験本番で、読まなければならないことになっても、頭がついていきません。すぐに現代文読解脳にスイッチが入らないからです。

現代文読解脳のスイッチをオンの状態にしておくためには、過去問を解くことベストです。最初は時間を計って問題を解き、その後じっくり時間をかけて問題文を読んでください。ここが大事です。問題を解いて答え合わせをしたあとは、解説をよく読んで、必ずじっくり問題文を読み返すことが大切です。このことで実力がつきます。そうして現代文を読む脳を、スイッチオンの状態にすることができます。これで本番で国語の点数が足をひっぱることがなくなるのです。

 

 

 

 

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