今更いうまでもないことですが、過去問の研究は十分でしょうか。この時期に合否の判断材料として過去問を解いている人もいます。うまく合格点を取れたらいいですが、合格点から遠く及ばない時は、かなり落ち込んでしまいます。なのでこの時期に過去問を初めて解くのは賢明ではありません。過去問は１１月までには 解くようにしてください。

早い時期に過去問に取り組んでいた人は、もう十分過去問の研究ができていて、それに従って受験勉強を続けてきたと思います。それでももう一度この時期に過去問にもどってください。そしてさらに過去問の研究をしてください。出題傾向、出題範囲、配点、などもう一度調べなおしてみてください。そうすれば必ず新たな気づきがあります。

初期では気づかなかったことに気づくことがよくあります。どうしてこんな単純なことの分析ができていなかったのかと、不思議に思うことがあります。それはあなたの実力がついたことの証拠です。かつての実力だと気づくこどができなかったのです。

受験勉強は過去問から始まって過去問に終わると言ってもいいかもしれません。今年入学試験にどういう問題が出題されるかのヒントは、過去問に一番たくさんつまっているのですから。