もうすぐ都立高校の入学試験です。直前にはどんな勉強をすれば迷っている生徒がいます。試験まで１ヶ月を切ったこの時期は、暗記教科の比重を大きくしてください。その方が得点に結びつきます。暗記教科は理科や社会だけではありません。数学にも最低限暗記しておかなければならない事項があります。図形の証明問題も暗記分野です。

もちろん、苦手なところをもう一度復習することも大事です。都立の社会の問題もマークシートが導入され、歴史問題で歴史上のできごとを、時代順に並べる問題が増えてくると予想されます。この手の問題の苦手な人は、簡単な年表を作ることをお勧めします。今からでも十分間に合います。遅くありません。

毎年受験生から聞かれるのが、直前に勉強したことがそのまま入試に出題されたという生徒のうれしい声です。１ヶ月だけでもかなりの力がつきます。何を隠そうこの私がほとんど一ヶ月だけの勉強で早稲田に合格したのですから。

今の実力からは志望校には少し距離があると感じる人や実力に余裕がないと感じる人は、学校を休んでください。お母様もお子さんを休ませてください。これからの僅かな日数で合否が左右されるとなると、今の時期少しくらい学校を休むこともやむおえないと思います。

それでは受験生みなさん最後の踏ん張り、がんばってくださいね。