一人ひとりの生徒を塾長が責任を持って個別指導しています

文京区、豊島区、新宿区の生徒が通う個別指導塾 笑顔の学習塾

都立推薦入試、作文 パターン

319来週には都立高校の推薦試験があります。試験科目は集団討論と作文です。それに内申点を加算して合否が決められます。うちの塾では、推薦入試を受ける塾生には、特に試験直前は、毎日作文を書いてもらっています。作文は書けば書くほどうまくなり、その上達は以外に早いです。

作文が苦手な生徒は、まず鉛筆がすすみません。原稿用紙を埋めることが大変です。でもこれは書くにつれて、知らず知らずのうちに言葉が出てくるようになってきます。とにかく書く作文の数を増やすことです。そうすればとりあえず作文が書けるようになります。

ここまでは比較的容易にできるようにます。しかしある程度文章が書けるようになってから、ぶつかる壁があります。なんとなく作文をやりこなすことはできるけれど、内容がぱっとしない、高得点を得て作文を合格の決め手にするにはちょっと、というレベルです。その段階で足踏みしてしまう人が多いです。そういう人は作文に対して戦略性がありません。書く前に何をどういう順序で書くか、という計画性がないのです。

書く順序は最初からある程度パターンを決めておくといいです。仮に、「みんなが校則を守れるようにするにはどうしたらよいか。」 という課題が与えられたとします。この場合最初に結論を書きます。たとえば「お互いに注意するこ とで校則をまもれる。」、というような結論をもう少し肉付けして書きます。その次になぜそうなのかの理由を書きます。理由は具体例を示して説明します。そ れに続いてもっと具体的な話、実際にあったこと、自分が体験したことを例に出して説明します。そして最後にもう一度結論を書きます。今度は最初より感情を 込めた言葉で結論を締めくくります。

このように、具体例や体験談を中心にもっていく作文を書くパターンを作ることです。いつもそのパ ターンに従って書く習慣をつけてください。これが高得点作文の近道です。また字数を稼ぐには、自分の体験したことを、より詳しく書くことです。自分の体験談は簡単に膨らませることができます。しかも感情移入しやすいので、説得力があり、読む人も退屈せず読めます。

 

 

 

コメントを残す