試験直前の勉強
明日はセンター試験ですね。センター試験に限らず試験直前は、体調管理やメンタル面での管理が大事でなことは言うまでもないことですね。
直前には何を勉強したらよいかよく塾生からたずねられるのですが、2つ大事なことを伝えています。
1、 直前に新しいことを勉強しないで、復習に徹すること。「まだ覚えていない、まだ解くことができない、だからもっと新しいことを学ばねばならない」、と思っ てできないところを見つけてしまうと、不安になって逆効果です。そのショックは試験のメンタル面で大きくマイナスなります。なので今から新しいことはには手をつけないようにしてください。
2、 最後まであきらめずに勉強すること。1、の話と矛盾しているようですが、試験直前に勉強したことが本番の試験に出題され、合格したという話は少なからずあります。早稲田の理工学部に合格した生徒の話ですが、試験当日は風邪を引いてしまい、熱が38以上あったので試験を受けに行くか迷っていました。でも受験料も払っているので、とりあえず受けに行きました。あまりに調子が悪いので、1時間目の数学だけで帰ろうかと思っていたところ、2~3日前に解いた数学の問題とそっくりな問題が出題されたそうです。結局彼は最後まで受けて、早稲田の理工学部に合格しました。(今はもう大学も卒業して、大手の建設会社の社員になっています。)
1と2を、まとめると、試験前日は新しい問題集や教材には手を出さず。今まで勉強したところを、最後まであきらめずに確実にすることが大事だということです。では試験がんばってください。