集中を妨げるもの
もっと集中して勉強できるようになりたい、というのが多くの受験生が持つ悩みの一つです。何かが気になって集中できない。勉強に向かう気持ちがあらぬ方に行ってしまう。そんなぐあいに、勉強の集中が阻害されます。
気になる異性がいる、友達や家族との人間関係で悩みを持つ。どんな人でも悩みのない人はいません。でも今は勉強に集中するときです。くだらないことで悩んでいる暇はありません。くだらないことではないかもしれませんが、悩んで気をもんだことで、少しでも解決できるなら、気をもむ価値もあるかもしれません。でもほとんどの場合は、悩んで気をもんでも、解決することはありません。
そんなときは、悩みから離れ勉強に集中するしかありません。もちろんそれがわかっているのに、みんなできないのです。だから悩んでいるのです。でもそれはその人の精神の癖というのが大いに関係しています。その癖をあきらめずに、少しずつでも克服するしかありませんね。でもまあ、なかなか克服も難しいです。あきらてはいけませんが、克服しても時間がかかります。なので、自分がどんなことの悩みに陥りやすいかよく分析して、そこに近寄らないように、あらかじめ予防線をはっておくのが得策です。それには普段から自分の心の癖を、客観的に観るようにしなければなりませんね。
そのほかの方法ですが、私の場合はとにかく体を動かして、悩みを溶かしています。走って悩みが解決するわけではありませんが、悩みで気をもまなくなります。大自然に包まれると、たいていの人は、悩みが小さいものとなってしまいますが、私の場合皇居を2周ほど走るだけで、自然に包まれ、汗と共にほとんどの悩みが流されてしまいます。
悩みにとらわれずに勉強に集中するためには、日ごろから自分の心の癖を見極めておくこと、それから運動することが大事です。
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