受験は総合点です。受験教科の合計点で合否が決められます。なので苦手の教科があると、その苦手教科をの点数を埋めるためには、他の教科でかなりたくさん点数を取らねばなりません。だからどの科目も、手を抜けません。こんなこは受験生であるあなたは、当然認識しているでしょう。ところが、案外その重要性について気づいていないのが、一つの教科の中にある苦手分野の克服の重要性です。

だれでも好き嫌いがあり、点数が取りにくい不得手な分野があります。苦手な分野は、その分野を初めて勉強したときに決まってしまうことが多いようです。なんとなく嫌いだとか、なんとなくわかりにくいとか、または教えてもらった先生が原因で、苦手になる場合もあります。

一度最初につまづくと、そのまま苦手意識が定着してしまいます。苦手な分野というのは、だいたい嫌いな分野なので、後々も勉強がおろそかになります。だからますますほかの分野との点数の開きが大きくなります。

苦手な分野があると、必ず入試で痛い目にあいます。１００パーセントではありませんが、入試には大きなマイナスです。だから受験生は、今すぐ苦手分野を克服してください。まだ受験まで時間がある１年生２年生は、最初の躓きをそのまま放置すると、そこが苦手分野になってしまいます。早い目に手当しておいてください。
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