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高校入試、英語長文 6

wall20131023002sノートが完成したら、何度も和訳してください。今度はもう日本語訳を書かなくてもいです。赤線や波線を引いてあるところは、重点的に繰り返してください。

日本語訳が完全にできるようになれば、今度は音読です。音読は一つの長文について、20回~50回ぐらいしてください。20回は最低ラインです。音読した回数は、ノートの隅っこに、正の字を書いて数えてください。正の字ひとつで5回だから、20回だと正の字4個というこになります。

完全に和訳ができる状態で音読すれば、音読するスピードに合わせて、そのまま日本語訳が浮かんできます。それを繰り返せば、その長文の英語特有の文章構造や、文法事項、英単語も簡単に覚えてしまいます。

この方法が一番速く実力がつき、最も確かな英語読解力がつく方法です。

音読の効用について、何度もこのブログで強調していますが、『しつこく音読しているのに効果がない、どうしてですか。』 という相談を受けることがあります。ただ音読と言ってもやり方を間違えれば効果はほとんどありません。音読する前には、音読する英文の意味を完全に理解していなければいけません。意味もわからずただ英文を声に出して読んでいるだけでは効果がありません。わけのわからないお経を読んでいるのと同じです。

そして音読しているときは、音読しながら英文の意味を頭に浮かべながらしなければいけません。音読が効果ないという人は、これらのことをきちんと守っていません。また音読の回数が足りなくて、効果が出ない人もいます。ひとつの文章について、最低20回、できれば50回から100回くらい音読してください。ここまでして効果がないということはまずないでしょう。

 

 

 

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