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小論文 1

059推薦入試やAO入試では、小論文が合否の決め手になります。そこで今回は小論文の書き方です。小論文の基本的な書き方、たとえば起承転結や段落のことなどにについては、市販の小論文対策本を参考にしてください。

ここで強調したいのは、専門分野に関する知識をつけてほしいということです。大学受験での小論文は、作文ではありません。きちんとした論理の展開があることと、その筋道が明快であることが必要です。それが最低限の条件です。その上で専門分野に関する知識が必要です。

大学受験は選抜試験です。みんなと同じで合格はできません。そこで何で差をつけるか、文章表現力でしょうか、それも大事かもしれません。でも文章力は才能の部分が大きいし、上達に時間がかかります。作家を目指すならそれも大事ですが、学会に論文を提出するのに、そこまでの文学的表現は要求されません。

そこで差がつくのは、専門知識とそれに対する受験生の熱意です。もしあなたが論文を採点する試験官だったら、どういう人を採用したいですか。あなたが、たとえば建築の構造力学の教授だとすれば、どんな学生と一緒にに研究したいでしょうか。それを想像すれば、どんな論文が好まれるかだいたいわかるはずです。

 

 

 

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