あなたがもし英語と数学が苦手なら、高校受験ではNGです。もちろん都立や公立高校の入学試験は、5科目の総合点の評価です。だから社会や理科、国語で点数を稼げれば、ある程度カバーすることはできます。どの科目も配点は同じ100点です。だから他の3科目の点数でカバーできると思ってしまいます。でも英語と数学ができないと、まず志望校合格は無理です。
まだ中学1,2年の人は、社会や理科が少しくらい苦手でもかまわないから、英語と数学だけは苦手にしないようにしてください。うちの塾でもそうですが、どこの塾でも英語と数学を重視しているのはそのためです。
また大学受験でも、文系は英語、理系は英語と数学が重要です。大学受験でこの2科目ができないと、試験場から退場です。サッカーの試合ならレッドカードです。高校入試でも大学入試でも、英語や数学で点数を取るためには、社会や理科と比べて、何倍もの勉強時間が必要です。時間もエネルギーも投資しなければなりません。
このブログを読んでいるみなさんには、もうわかっていることだとは思いますが、あえて今回お話しました。というのは、先月うちに来た塾生のお母さんが、『うちの子は英語が全然ダメだけど、理科社会ができるからいいでしょう。』 安心しているようだったからです。
あなたも、くれぐれも英語と数学には手を抜かないようにしてください。