高校や大学の推薦入試では、必ず自己PRカードというものがあります。まあ自分を売り込むことですが、どのように書いたらいいでしょうか。今回はそのアドバイスです。
もしあなたが採用する側だったら、どういう生徒を採用したいですか。あなたが先生なら、どのような生徒に教えてみいでしょうか。採用する側に立って、少し想像してみてください。そうすればどんなことを書けばいいか、わかってきます。
ずばり一番ほしい人材は、まじめにコツコツ努力する人です。そして先生の教えをよくきく、素直で謙虚な人です。まずはこのための材料を探してください。あなたの過去の経験から、それを証明できるものを探してください。たとえば、クラブ活動を休まず続け、コツコツ努力したことが結果に結びついた。なので、私は一つのことを決めたら最後までやりとげる、ねばり強い性格だと思います。というようなことを、具体例で説明してください。
次に重要なことは、進学を希望する学校の学部など、専門分野に対する勉学意欲です。勉学意欲をどうアピールするかは、学生時代学校で学んだこと以外に何冊か、これから学ぶことになる専門分野に関する本を読んできた、とアピールするのがいいでしょう。まだ読んでいななら、今すぐ何冊かは、読んでください。ただここであまり生意気にならないことが大事です。また的外れな本を読まないように、進学先のことをよく調べてから、読む本を選んでください。
部活で全国レベルの結果を出したとかは、確かにその人の努力と才能のあらわれかもしれませんが、そのおかげであなたは何を学び、どう成長がしたのかを、理論立てて説明することができないと、単なる自慢話になってしまうので注意してください。
自己PRは相手の立場立って考えてくださいね。