そういうときは、脳の好き嫌いの回路を、替えるのです。人間の好き嫌いは、あなたの脳の中で、ある作業は好きで別の作業は嫌い、というふうに神経回路が繋がっているだけなのです。この神経回路を、つけ替えてあげればいいのです。つまり苦痛である勉強を、楽しいと感じるようにすればいいのです。そんなことできるのだろと、多分あなたは思っていますね。でも勉強ができて、成績のいい人は、決して勉強が嫌いではありません。積極的に好きだとは言いませんが、嫌いではありません。あなたが部活などで、試合のためにトレーニングをつんでいるときも、つらいかもしれませんが、トレーニングがどうしても嫌というわけではないでしょう。(嫌いな人もいるかもしれませんが)
そこでちょと思い出してほしいのです。あなたが勉強の計画を立てたときは、やる気満々だったと思います。どうしてでしょうか、それは志望校合格など、将来の夢を、今描いたばかりだからです。人は、将来の夢や目標に向かっているときは、モチベーションが上がるのです。
そこでモチベーションを維持するための方法です。勉強を始める前に、自分の志望校のことをはっきりイメージしてください。私は〇〇大学に入る、〇〇高校に入る、そこでどのようなことをするのか、どの部活をするのかなど、楽しいことを具体的に想像してください。またあなたがまだ受験生でないなら、いい点数をとったり、成績があがったことを想像してください。そのときの周りの人、ご両親や友達が喜んでいるところを、イメージしてください。
勉強を始める前にこの習慣をつけることができたなら、少しずづ脳の回路が、勉強が嫌いから勉強が好きに替わってきます。ほんとうですよ、だまされたと思ってやってみてください。