テニスの錦織選手が、準優勝しましたね。快挙です。同じ日本人として嬉しく思います。テニスは、世界でもっともプレイ人口が多いスポーツの一つですからね。

かつてのチャンピオン、マイケルチャン氏が、彼のコーチについたことが、躍進の大きな理由だと言われています。チャン氏は、同じアジア人でもあるし、体格も錦織選手のように小柄で、その指導が、錦織選手にはぴったりだったようです。技術的なことだけでなくメンタル面でも、いい指導を受けたようです。

いくつかチャンコーチの指導の中で、印象に残っているものがあります。ここで紹介したいのは、あまり報道されていないことです。同じ元テニスプレイヤーの、松岡氏がもらしていました。チャンコーチは、小柄で動きの速い錦織選手の動作を、一から作り直したそうです。そのため、基礎的な動作の反復練習を、徹底的にやったそうです。それには、さすがの錦織選手も、音を上げて、その辛さから、『涙が出そうだ』 と、ツィッターに愚痴をこぼしていたそうです。

やっぱり基本が大事なのです。上に行けば行くほど、基本に返って基礎を固めることが、さらなる飛躍につながるのです。トーイック指導で有名な先生も言っていました。『トーイックで、７００点を超えれるかは、中学英語がきちんと身についているかどうかによる』 のだそうです。受験勉強も同じですね。あなたも心して、基礎を固めてください。あせって空回りしないようにしてください。