やる気がないときは、少しずつ
週末はいつも介護のため大阪です。今週もそうでした。大阪では土曜日も日曜日も、自転車で生駒の山に登ります。山頂付近ににうちのお墓があります。なので、ここのところ、毎週墓参りしています。
土曜日はいつも元気いっぱいで、最初からスピードを出して自転車を漕ぎます。でも翌日は少し疲れがあって、最初からやる気が出ません。でもその原因は、体が疲れているからというより、気力が萎えているからです。だからとりあえず自転車に乗って、ペダルを少しずつ回し始めます。最初はスピードに乗りませんが、そのうち少しずつスピードが出てきます。そして生駒山にさしかかるころには、全力で登ることができます。トライアスロンがあるので、がんばっています。
勉強もこれと同じです。受験があるので、勉強しないわけにはいきません。でもやる気が出ない。そんなときは最初は少しだけ手をつけてください。小さなものから勉強してください。そうすれば少しずつやる気が出てきます。勉強に限らず、なにごとにおいてもそうですが、最初は本当のおもしろみや、楽しさはわからないもです。そのものにのめり込んでやるからこそ、そのもののおもしろさがわかってくるのです。
よくやりたいことがみつからないから、仕事に就けない、働かない。またやる気がないから、勉強しないという人がいます。しかし真剣に取り組まないから、そもそも、そのおもしろみや、楽しさがわからないのです。だからやる気が出ないのです。
そういうときは、とにかく最初は少しずつ始めることです。そうすればそのうちその面白さがわかって、だんだんやる気が出てきます。ここで気をつけねばならない のは、最初は少しずつ、部分的に始めることです。決して最初から飛ばす必要はありません。これは勉強だけではありませんよ。