受験勉強は時間との戦い
昨日皇居を走っていると、タレントの「ネコヒロシ」が、ちょっと色の黒い外人数人と、ランニングしていました。彼とはよく皇居で出会うので、ランナー仲間として、会釈ぐらいはする仲です。多分一緒に走っていた連中は、カンボジアの長距離の選手だと思います。ネコ氏はマラソンでオリンピックに出たいがために、カンボジア国籍を取得しました。カンボジアでは、今一番速いマラソンランナーだそうです。彼がマラソンのためにわざわざカンボジア国籍にしたことについては、私はあまりいいことだとは思いません。彼が本当にカンボジア人となって、カンボジアに骨を埋める気があるならいいですが、マラソンの国際大会に出たいがために、国籍を取るのどうでしょうか。彼が国際大会に出場すれば、他のカンボジア人の枠が一人減るわけですから。
今回韓国でアジア大会があります。その強化練習として、他のカンボジア選手を日本に招待して、日本のコーチをつけて一緒にトレーニングをしていたのでしょう。カンボジアは貧しい国なので、カンボジアの選手にとっては、ありがたいことでしょう。ネコ氏も、せめてもの罪滅ぼしですね。出場人数が決まっているマラソンの枠に入るのは、決まった募集人数に入る入学試験にどこか似ていますね。
受験勉強では基本的なことですが、受験勉強は時間との戦いです。時間が足りなくて涙を飲んだ人が、どれだけ多いかということを、ここで改めて強調しておきたいと思います。受験までの限らた時間の中で、志望校に合格するレベルの実力をつけなければなりません。それには、実力をつけるためには、いつまでに、どの教材のどこまでを終わらせるか、計画を立てなければなりません。それをま た一日一日の、勉強量、勉強時間に落とし込んでいかなければなりません。
このように受験勉強には、戦略が不可欠です。あなたにもきちっとした戦略があるでしょうか?時間が足りなくて涙を飲んだ受験が多いことを、また改めてここで強調しておきます。