夜寝つけなくて困る、そんなときどうすればいいでしょうか、という相談がありました。授業中眠たくなる、勉強を始めると眠たくて勉強にならない。ということはよくあります。あなたにも経験あるに違いありません。しかし今回はその逆です。どうすれば寝られるかです。

夜 決まった時間に寝ないと、翌朝起きる時間が遅くなり、生活のリズムが崩れます。そうすると勉強の計画も乱れます。勉強がのっているからと言って、調子にのって遅くまで勉強すると、その日はよくても、勉強にムラができて、トータルでみて結局勉強量が減りますよ、気をつけてくだい、と言いましたね。だから決まった時間に床に就くのは、受験生の基本です。

夜、床に就いてなかなか寝つけないのはつらいものです。気持ちばかり焦って、興奮して頭に血がのぼり、かえって寝れなくなってしまいます。そんなときは、数をかぞえれば寝られると、『羊が１匹、羊が２匹、羊が、・・・・』、のようにするといいようです。でもこれはめんどくさいです。あなたは、『羊が・・・』、とやったことがありますか。これはかなり意思の力を必要とするでしょう。だからこの方法はあまりおすすめではありません。

寝つけない夜は、その前に十分睡眠をとっているのに、本人が気づいていないということがよくありま す。朝起きるのが遅かったとか、授業中よく寝たとかです。また運動不足から寝つきが悪いこともあります。何か（映画や会話など）に、興奮して寝つきが悪く なることもあるでしょう。それでは寝つきをよくするにはどうすればいいでしょうか。ではそのコツをズバリ教えてあげます。

そのコツは、寝るときに英語の音声を聴いたり、何かの物語を聴いたりしながら寝ることです。そうすればすぐに眠りにつけます。ただし音声は意味を追えるものでないといけ ません。従って英語の音声は、聴いて意味の理解できるものでなければだめです。英語の問題集に付属しているCDがおすすめです。英語長文なら、きちんと日本語訳したものを利用してくだい。日本語の音声では、Uチューブで、物語や討論番組を聴くのがいいです。ここで注意しなければならないのは、決して映像を観ないことです。映像を観ているとかえって寝れな くなります。音楽番組もだめです。音楽は聞きながら別のことを考えられるからです。ようするに意識を集中できる音声があればいいのです。

だれでも寝つけないことがあります。なので寝つきが悪いときのために、いつもこれらの物を枕元に準備して寝てください。私も常にそうしています。