『ＩＱ』のことを知っていますね。『ＩＱ』は、日本語では知能指数と訳され、もともとの頭の良さをはかる尺度です。『ＩＱ 』が１００だと、普通の頭脳で、数値が高くなるにしたがって、もともとの頭の働きが良いことになります。逆に 『ＩＱ』 が、１００に満たないと、平均以下の頭脳だというこです。

『ＩＱ』 が、１４５　を超えると、天才と言われるそうです。人にもっとも近い頭脳を持ったチンパンジーの 『ＩＱ』 は、７０　くらいだそうです。また 『ＩＱ』（知能指数）は、その検査の信ぴょう性に関しては、疑問視する人もいます。なので近頃は 『ＩＱ』 より 『ＥＱ』(心の指数）などどと言われています。

知能指数が高くて、もともとの頭が良いほうが、勉強ができるに決まっていますが、それに疑問をはさむ人もいます。しかし明らかに知能指数は、勉強ができるかできないかに大きく関係します。

不公平なことに、人の能力は平等ではありません。勉強に限らず、スポーツでもそうでしょう。あなたのクラスでも一番速く走る人と、一番足の遅い人の差は大きいでしょう。頭の良さもこれと同じです。勉強のやり方を少し工夫するだけでは、縮められないくらいの差はあります。勉強ができるかできないかは、知能指数に関係ないと、無責任なことを言う人がいますが、そんな人の言うこと、まともに受け取ってはいけません。

あなたがどれくらいの知能指数か知りませんが、たとえ他人より低くても、また他人より高くても、より重要なことは、その能力をどれだけ生かすことができたかであり、どれだけあなたが成長できたかなのです。がんばってください。