3番目にやる気スイッチを入れる方法は、運動することでしたね。これも何度も書いたので、みなさんも、その重要性はよくわかっていると思います。うまく運動を習慣化するには、最初から無理をしないこと、得意な種目でない限り、人と競わないことでしたね。自分のペースで体を動かすことの楽しみを、感じてください。本来人は、体を適度に動かすことが、楽しいようにできていますから。
その次やる気スイッチを入れるのは、少しでも何かできたときは、ガッツポーズをとるなど、少しオーバーに喜ぶことです。ガッツポーズをとりながら、『やったー、できたぞ!』、と叫んでみてください。なかなかこれはみなさん恥ずかしくて、できないのですが、一度癖にしてしまえば、しめたものです。なにか問題ができたとき、その日の勉強の予定の一つでも終了したとき、そのたびに『やったー、できたぞ!』、とガッツポーズをとりながら叫んでみてください。
私が高校の時、そういうことをする同級生がいましたが、彼はいい大学に合格しました。私も周りの人も、ちょっと変な人だと、彼のことを見ていましたが、結果よければすべてよしです。
あなたも、サッカーや、野球の応援に行ったことがあるでしょう。また、学校の球技大会などで、大声をはりあげて応援したことがあるでしょう。声に出して体全体で応援すると、気分が高揚したはずです。これも番組で証明していましたが、こういうときには、かなり心をプラスにさせる脳内物質が分泌されるそうです。これは科学的にも証明されているのです。それを、ウツ病治療に利用して、成果をあげているらしいです。なにか小さなことを達成させて、そのたびに派手に喜ぶのです。派手にといっても、オーバーアクションと大声が大事です。これを受験勉強に利用しない手はないです。
あなたも試してみてください。凄い効果がありますよ。また人にやらせてみてください。そうすれば、『できたー、すごいぞ!』、と叫んだとたんにその人の表情が、パッと明るくなるのがわかりますから。