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中学生 夏休みの勉強 2/2

 

皇居の草刈

皇居の草刈

中学3年生は、これが最後の復習のチャンスです。英語や数学だけでなく、都立高校の受験を予定している人は、社会や理科も復習しなければなりません。社会や理科は、問題集を一冊づつ買ってきて、それを繰り返し復習しましょう。一冊の問題集を受験までに、最低3回は繰り返してください。そのためには、夏休中に最低一回は終えるようにしてください。

数学は答えと解説を見れば、自分で勉強できます。できればなにか問題集を一冊仕上げればいいでしょう。まだ学校で習っていないところは、とばしてもいいですが、解説を読めば一人でできるはずです。どんどん先に進めてしまえば、数学が得意教科になります。また数学が苦手で、解説を読んでもよくわからないという人は、 塾や家庭教師など、直接だれかに教えてもらうしかないですが、多分基礎の部分が大きく欠けていると思います。前回にも書きましたが、数学の基礎は計算力です。数学のできない生徒は間違いなく計算力がありません。そういう人は少し遠回りに感じても、計算力をつけることから始めてください。

英語が苦手な人は、なかなか一人で克服するのが大変です。問題集をただ漫然と解いても、実力がつきにくいからです。英語が苦手な生徒も基礎力がありません。 たとえば、肯定文を疑問文に変えるときの法則があいまいだったり、3単元のSがあいまいだったり、1,2年生で習ったことが抜けています。その上に中3の知識を積み重ねようとしても、無理があります。こういう場合は少し面倒でも、1,2年対象の問題集を買ってきて仕上げてください。そのほうが結局近道で 。

社会は、暗記教科なので、一人でできるはずです。理科は暗記の部分は一人でできますが、電気や力、化学の分野は、理科が苦手な人は一 人でやるのは大変でしょう。でも解説の詳しい問題集ならば、一人でもできます。どうしてもできないときは、だれかに教えてもらうしかありません。塾や家庭 教師を利用できない人は、身内か友達、学校の先生をつかまえてください。

中学3年生とっては、この夏休みは、たくさん勉強してぐっと実力をつけることができる最後のチャンスです。中学生最後の夏休みで遊びたい気持ちをわからないではないですが、勉強の方がんばってくださいね。

 

 

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