わかっているのに、勉強できない 2/2
勉強をやりたい気持ちと、でもできない気持ちが,それぞれ逆に作用して、苦しんでいるという塾生からの相談で、まず一つ目の解決策が、そのときは好きな勉強か、負担の軽い勉強をしなさい、それには復習が一番ですよ。ということでしたね。かえって復習に専念できて、実力を上げることができるので、逆にチャンスですよ。というこです。
二つ目の解決方法は、体を動かすことです。何かスポーツをすればいいのです。軽い運動をするだけで、気分はかなりリフレッシュされます。卓球でも、バトミントンでも、キャッチボールでも、何でもいいですが、ゲーム性のあるものが夢中になれます。ただしゲーム性のあるス ポーツは相手が必要だから、うまくタイミングを合わせるのが難しいですね。それにその後、その相手とずるずるおしゃべりして、無駄に時間を使ってしまわないともかぎりません。
とりあえず簡単にできて、お勧めなのが、ジョギングです。走るのなんて大嫌いだと言っている声が聞こえてきそうですが、私もかつては走るなんて大嫌いでした。それは学校やクラブで活動で、無理やり走らされたからです。みんなで走るときは、どうしても競争になります。い つも人よりずば抜けて速く走れる人は、走るのがそんなに苦にならないでしょうが、競争意識があると、走る楽しみが味わえません。ジョギングの気持ちよさを一度わかってしまうと、むしろ走るのが楽しくなります。
ジョギングは一人でするものです。自分のペースでゆっくり走ってください。本当に 最初は少し速い目に歩くぐらいの速度でいいです。走るのが嫌いな人は、最初から調子にのって、決してスピード出してはいけませんよ。ただ、ある一定の時間は走ってください。距離を走るというより時間で走ってください。20分以上走れば、かなり汗もかくし、気分もさわやかになります。
勉強がのらないときも、ちょっと走るだけで、全然効率が変わってきます。やらなければならないのに、できないあなたに、お勧めです。是非試してください。