学校でのストレス
うちの塾では、勉強する前に必ず仮眠を取る生徒がいます。クラブ活動の疲れもありますが、学校は同級生との人間関係や授業など、いろいろと気を使うことが多いところです。本人は学園生活を楽しんでいるのでしょうが、家に帰ってから疲れて勉強できないようでは、困りものです。
学校はもちろん勉強するところですが、そのほかに気を使うことが多すぎます。そのため意識が一つに集中できません。意識が分散すると、勉強の理解も浅くなるし、疲れやすくもなります。だから学校から帰って勉強するときになって、エネルギーが枯渇してしまうのです。
もしあなたがまだ受験生でないならば、高校3年生や中学3年生でないならば、それほど気にせずに学校生活を楽しめばいいと思います。しかしもう高校3年生や中学3年生ならば、ちょっと考えなおさねばなりません。思い切って学校での人間関係を見直してはどうでしょうか。
人は一度に複数のことに取り組むと、疲れるだけでなく、効率が下がるそうです。これはアメリカの大学UCLAでの研究で、レポートされています。一度に複数のことに気を配らないで、とにかく目の前のことに集中することが、効率を上げるコツだそうです。
中学生活も高校生活も、二度と訪れない貴重な時間です。その貴重な時間を楽しみたいのはわかりますが、もしあなたが友達との関係に、エネルギーを使ってしまっていると思うなら、付き合いが悪いといわれても、受験のために思い切って整理すりことを、お勧めします。