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再び政治経済 (デフレ) 7/9

032民間には資金需要がないのなら、政府が公共事業を起こして、需要をつくればいいのです。と言うと、政府の税収が不足しているのに、ま た国債を発行して借金を重ねるのかという声が聞えてきます。マスコミは国の借金がとてつもなく大きいと、危機をあおっています。このままでは日本が破産す る、借金のつけをさらに次世代に背負わせるのかと、非難しています。国(政府)の借金は円建てです。借金を返済するには、政府日銀が円を刷って支払えばい いだけです。だからデフォルトすることは、絶対にありません。国民から集めた税金で支払う必要はありません。

考えてください。もしあなた の家の中だけで、流通している通貨があるとします。それをたとえばお母さんが発行する権利があるとしたら、あなたが何か家事を手伝って、その代償として、 お母さんからあなたの家の通貨をもらいます。その通貨で家にあるおやつを手に入れたりすることができます。たまたまお母さんに通貨がないときは、つけにしてもらいます。債権です。でもいつかは、お母さんが通貨を発行してその債権を回収します。それと同じことです。

ただ、この欠点は、お母さんが調子に乗って通貨を発行しすぎると、通貨の価値が下がります。そしてインフレになります。家の中で流通する通貨量が増えるからです。これは日本の国でも同じす。通貨量を増やし過ぎると、インフレになるのです。

 

 

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