東大生は勉強が楽しかった? 1/2
『東大生の合格体験記』、を読むと、「勉強は楽しかった」、とほとんどの東大生が書いていると、うちの塾生が言っていました。「僕にはそんなことはありえ ない」、だれかが頭をかかえて言っているようですが、皆さんどうでしょうか。勉強がいつも楽しいとまではいかなくても、ちょっとは楽しい時があるのではないでしょうか。その楽しい時がたくさんあれば、東大にも合格することができるのです。
いかに楽しく勉強するかというのは、永遠の課題ですね。では、あなたが勉強が楽しいと感じる時はどんな時でしょうか。できなっかたことがわかる、知らなかったことを知る、あるいは勉強の成果が明確に出て、 しかも人よりすぐれている。こんな時には勉強が楽しいと感じるのではないでしょか。もちろん素質も関係します。生まれつき集中力があって、理解や覚えることも早くて、人よりなんでもでる人は、勉強が楽しいに違いありません。おおむねそういう人が、東大など偏差値の高い大学に受かるのでしょうが、我々凡人は そこを工夫して、勉強を楽しくする方法を考えねばなりません。
さっきも言ったように、勉強を楽しい時は、すぐに理解でき、簡単に成果が出る時です。それには、とにかく簡単な問題をやるか、今までやったことのある問題を繰り返すことです。復習を徹底的にすることです。ここのところが、受験生のみなさんは、よくわかっていません。時には難しい問題にあったって、頭に汗をかきながら解くのも必要ですが、勉強時間のほとんどは、今まで勉強したことの復習に費やすべきです。復習も時間がたってからでは、また初めから解くのと同じくらいのエネルギーを消耗します。つまりやっていてできないので、楽しくありません。これでは復習の楽しさがありません。