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突然偏差値が上がった

item20140316002突然偏差値があがる、そんなうれしいことは中間試験や期末試験でもない限り、なかなかありません。勉強をし始めて実力がつくまでには時間がかかります。 3ヶ月の法則というのがあります。勉強をし始めてその効果が現れ始めるのに、短く見積もっても最低3ヶ月くらいはかかるということです。それも突然パッと 上がるのではなくて、最初はすこしずつ、加速がつくのはかなり後です。

成績はコンスタントには上がりません、今の成績は3ヶ月の法則により、3ヶ月前の勉強の成果です。受験生はみんな勉強しています。あなたが勉強しないととり残され、偏差値が下がるだけです。だからちょっと成果が見えないからと言って、そこで気をゆるめてはいけません。自分を信じてがんばるしかありません。

あなたがまだ成果が見えずがんばっているのに、周囲の受験生が突然偏差値が上がった、数学ができるようになった、今までて感にたよって漠然としていた国語の解法パターンが見えてきて、国語の実力がついてきた、というような話を聞くと、あなたもあせって 「私もそんな目から鱗のようなことがあって、偏差値が上がる体験をしてみたい」、と恨めしく思うかも しれません。しかしこれは、今まで勉強していことを、この時期全体を通して復習したからです。たとえば「物理」では、それぞれの公式の関連が見えてきた、また「歴史」では、全体を通して復習してみると、時間の流れが突然見えてきた、というふうにです。そいう時に起こる現象です。

なのであせることはありません。私も高校時代、周囲のそういう話がうらやましく思ったことがありましたが、なにも奇跡が生じたわけではありません。コツコツ努力すればあなたも少しずつ実力がついてくるのです。そして気がつけばコツコツ偏差値が上がっているのです。努力はあなたを裏切りません。自分を信じてがんばってください。

 

 

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