今さっき、生徒のお父さんからうれしい知らせがありました。「息子（塾生）の学校で、先ほど担任の先生と懇談で、息子の成績がいっきに、１２１番から１２番まで上がった。まず最初に先生に御報告しようと電話をさしあげた」、とのことでした。この時のテストは、1学期の最初の試験、中間試験です。

だいたい合格発表の時期でもないこの時期に、御父兄から電話をただく時は、「数学の成績を上げてほしい」、とか、「子供が勉強しないで、携帯ばかりいじって いるどうすればいいのか」、のように、お母様からの訴えが多いです。「先生なんとかしてくださいよ」、というわけです。今回もお母様から電話をいただいた時、 何だろうと少し気になりました。

その生徒は、今年の4月から新高校1年生なりました。中高一貫の進学校に通っています。彼は中学に入学するとすぐにうちの塾に入ってきました。彼のお父様は、私がトライアスロンのために出入りしている、ロードバイク店の常連で、私とはツーリング仲間なのです。それが縁で彼が入塾してきました。学校の成績はいつもほとんど同じレベルで、中学入学以来3年間、いつもほとんど決まった位置で低迷していました。

では、いったいなぜ彼が、こんないにも一気に成績を上げることができたのでしょうか。