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勉強しろと言わない教育法 (お母様へ) 2/2

item20140506003引き続き、現役東大合格した生徒のお母様のお話です。

好きなことを禁じると、親や勉強を恨めしく思うだけです。時間があいても、そのぶん前向きに勉強に取り組んでくれるとは限りません。好きなことに取り組むのは気持ちよく認めてあげたいですね。「やりたいことを好きにやらせてくれてありがとう」 という感謝の気持ちから、勉強の方もがんばってくれる子もいます。うちの子の場合は、好きなことを守りたい気持ちが勉強のエネルギーを生んだようです。部活や趣味に干渉されないように頑張っていたんですね。

勉強の面などプロセス面は本人にまかせつつ、テストの点数など結果責任は追及する。そんな温度感がいいのではないでしょうか。ときにはぐっとこらえることが必要でですね。

(どうでしたか、参考になりましたか。お母様がお子さんに、「勉強しなさい」 と言っても、なかなか子供には伝わりませんね。では、どんな声を掛けたらいいか? 子供へのメッセージの送り方は、実はとっても重要なんですね。)

私も塾で生徒に注意する時には、どうしたらもっとやる気になってくれるか、いつも悩んでいます。その場合このお母様がおっしゃるように、生徒に対する共感がまず大事で、それができて初めて、生徒の方が、こちらの意見を聞くことができるようになるのですね。頭ごなしに強制しても、その場だけは従いますが、結局 本人が納得しないと、勉強しなくなってしまいます。そこのところ、お母様も小言を言いたいところを、時にはぐっと我慢して、お子さんと何か共感するものを見つけ、そこから入って行けばいいのでしょう。しかしこれは言うはやさしく、行うに難しいでしょうね。特に血が濃い親子間ではそうでしょう。お母様もがん ばってくださいね。

 

 

 

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