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競争率と難易度(大学受験入門 1 )

yaei20140417001walllarge高校の競争率は、「1.3倍~1.8倍程度」 です。(高校入試で2倍を超える場合は難関です) それと比較して大学の競争率は、国公立大学、有名私立大学では、「3倍以上」 です。ほとんどの人は、中学を卒業すれば高校に進学します。高校の進学率はほぼ100パーセントです。それにひきかえ4年制大学の 進学率は、50パーセントに及びません。100人いれば、4年制大学に進学するのは、そのうち40人ぐらいです。高校を卒業しても、みんなが大学に進学するとは限りません。専門学校に進学する人就職する人など、進路は様々です。

一方、最近少子化のため就学人数が少なくなり、定員を割る大学 が増えてきています。定員に満たない大学が全大学の、30パーセントもあると言う記事を読んだことがあります。この記事に対する裏づけはないのですが、確かに少子化の影響で大学進学にあたる、17歳~18歳の人口が減っています。そういう理由から、定員割れをする大学が増えてもおかしくありません。定員割 れだと競争率が1倍以下、0.8倍とかになるはずです。ところが競争率が1倍以下だと、大学の印象が悪くなり、また偏差値も下がるので、そういった大学で はイメージが悪化しないように、なんらかの形で競争率をごまかしているようです。なので、定員に満たない大学がどれくらいあるのか、その実態が把握できないのかもしれません。

少子化の影響で、大学全体の難易度は下がっているとは思いますが、上位校での難易度は変わっていません。大学も上位校と、そうでない大学と二極化の傾向にあります。このブログをごらんになる方は、しっかり勉強してそれなりの大学に進学することを希望している、どちらかと言えば前向きでやる気のある人たちだと思います。そういう人たちのとっては、少子化の影響による大学の難易度の低下は、ほとんど関係ありません。依然大学入試は 難しいままです。

大学入試は高校入試とは難しさが全然違います。大学入試の方がはるかに狭き門です。その門を無事くぐるには、高校入試とは比較にならないくらいの努力が必要ということを、しかっり理解しておいてください。

 

 

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