森林の作業と勉強 1/3
私はこのブログでトライアスロンのことをよく記事にしますが、
今はだいたい月に1回ぐらいは、山に出かけます。関西方面の山です。私は父親の介護のために、森林ボランティアの仲間を山に降ろして、そのまま大阪に行ってしまいます。東京を立つのは土曜の早朝ですが、日曜日大阪からの帰りには、また山で仲間を拾って帰ります。父親の介護がまだ必要ではなかったころは、大阪まで行かず、私もそのまま仲間と山で作業していました。今は仲間の送り迎えだけをしているという状態です。交通費をみんなで割れるので、お互いメリットがあります。今は車の運転だけがボランティアというところでしょうか。
山には宿泊施設もあり、わたし専用の部屋もあります。電気も通じています。水は湧水と井戸水です。風呂もあります。まきで炊く風呂です。宿泊施設の山小屋は仲間たちと建てました。山小屋には常駐して、山の作業を専門としている人たちが住んでいます。私や東京から来る仲間は、その人たちの手伝いをするのです。
山の作業は木を切るだけではありません。木を切る間伐の作業が一番おもしろいですが、枝打ちや苗植え、地拵えなどのほかに、林道の整備や土砂崩れの補強などの土木作業もあり、ありとあらゆる作業をしま す。農家の手伝いをすることもあります。先日旧家の解体作業がありました。100年以上前に建てられた藁葺の家の解体です。山奥に立っている家なので、ユ ンボなどの大型機械を入れることができず、そんな仕事が解体業者からまわってきたようです。ほとんど人海戦術でした。作業はおおよそ一週間かかったようですが、私は最初の2日間だけ手伝いました。もちろんボランティアです。
こんな話をしだすときりがないので、次回には間伐(木を切ること)の話だけして、後は勉強の話をします。