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歴史を学ぶことの大切さ (追加、4)

220日本とアメリカは太平洋で、死力を尽くして戦いました。昨日の敵は今日の友です。ハワイのアメリカの戦争博物館には、いかに日本軍が優秀であったかが展示されています。それは、お互い死力を尽くしたから、互いに相手を認め、尊重し合えるのです。安倍首相の硫黄島に対する取り組みを、若いアメリカの士官(幹部の軍人)に話すと、涙をを見せることがよくあるそうです。硫黄島での戦いで、どれだけ犠牲を出したか、互いに死力を尽くしたからこそわかり合えるのです。友情も芽生えるのです。ただし日本人がそのこと、多くの日本兵が公に殉じたことに対して、敬意を払うということをしなければ、友情は絶対に芽生えないということを、ここで強調しておきたいと思います。

米軍とは対照的に、今の中国共産党軍は、日本軍と戦ったことはありません。戦ったのは戦後台湾に逃げた国民党軍です。しかも国民党軍は、逃げてばかりでした。まして韓国や北朝鮮は、そのころ日本でした。日本と戦うことなどありえません。あえて正確に言うなら、ともに日本軍として、英米と戦ったのです。日本と共に戦った戦友であることを、封印するならば、韓国とは理解しあい、尊重し、友情を築くことは困難でしょう。

直接勉強とは関係のない話でしたが、いかがでしたか。あなたがここから、将来生きていく上で、何かヒントになることがありましたか。世間では自己実現とか、自己の利益を追求することばかりが、求められているような気がします。しかし一生単純労働で、家族を養っていく人もいます。単純労働とは言わないまでも、仕事は自己実現などと言われるような、必ずしもかっこいいものではありません。そんなかっこいい仕事に就ける人は、ごくわずかだと思います。しかしどんな仕事でも、真摯に取り組んでいれば、それは必ずだれかの役に立っているのです。それに気づけば、それが誇りとなり、自信を持って生きていけるようになるのです。

受験とは直接関係のない話これで終わりにします。あなたも大きな志を抱いて、受験勉強がんばってくださいね。

 

 

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