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受験勉強、勉強のテクニックより大事なこと 2/2

321毎年受験生は、受験の結果に一喜一憂しているわけですが、第一志望の学校に合格できるようになるには、受験直前の勉強で、集中的に追い込みをかけれるかどうかが、大きなポイントだと、前のコーナーで説明しました。そのことを受験生は、早い時期から自覚しておくことも大事です。

もちろんうちの塾生にも、最後の追い込みの大事さについて、繰り返し話しています。しかし追い込みをかけれる塾生と、そうでない塾生がいます。もちろんそれは本人の自覚の問題もあり、私がいくら力説したところで、みんながみんな、できるわけではありません。本人の性格にもよるでしょう。しかし、追い込みをかけようとしているのに、かけることができない生徒もいます。がんばって毎日塾に来て勉強するのに、集中できていない、勉強がはかどらないという生徒がいます。ではその原因は何でしょうか。

その原因のおもなところは、体力不足です。背中や肩がこって勉強に身が入らない、体がだるくて眠たくなってしまう、などの症状で、勉強に集中できなくなっています。 体力には個人差があり、もともと丈夫な人は、あえて健康に気を使わなくても丈夫で、勉強に集中できます。でも多くの人は、体調を意識的に管理しなければなりません。

体調管理は、食物や睡眠時間も重要な要素ですが、体調を整えるのに一番重要なことは、適度な運動をすることです。適度な運動を習慣化することで、集中して勉強できる体力ができます。運動部に所属している3年生は、遅くても夏ごろまでには現役を引退するでしょう。その直後はまだ体力が充分あるでしょう。しかし、受験直前の2ヶ月前には、かつてクラブ活動をしていた時の体力がもう尽きています。私がここで言っているのは、自給的な能力、3000mを、何分何秒で走れるかという体力ではありません。じっと座っていて、腰が曲がらないか、肩がこってやる気がなくなってしまわないか、疲れから眠たくならないかという意味での体力です。いわゆるストレスがたまるという意味での、体力に関係が近いかもしれません。

運動を習慣化すること、週に3~4回はジョギングする、近くの公営プールで泳ぐ、また定期的にクラブに顔を出して、球技でも楽しんでくる。など、あなた独自のやり方を作って、それを受験まで続けてください。運動部経験がない人でも、ジョギングぐらいはできるはずです。なにも速く走る必要はありませんよ。最初は歩くぐらいの速度で充分です。

この運動を習慣化するということは、かしこい受験生のための必修科目です。運動を習慣化できれば、最後の追い込みに耐えられる体を作ることができます。受験には必須です。もちろん最後の追い込みだけでなく、ふだんの勉強も集中できるようになります。時間がもったいないからと言って、この必修科目を落としてはいけませんよ、必ず履修してくださいね。

 

 

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