集中力をつける
受験勉強も集中力の度合いによって、結果が大きく違ってきます。塾で生徒を観察していると、その集中力の個人差がよくわかります。やっぱり集中力のある生徒は、成績が良くなるのも早いです。たぶんあなたも、もっと集中力あればいいなあと思っているでしょう。
集中力は生まれつきのもので、集中力のない人が、それ以上集中力つかないかというと、決してそうではありません。これも毎日の訓練によって、少しずつ集中力 をアップしていくことが可能です。うちの塾生も、塾に入った最初のころより、ずっと集中力がついてきた生徒がたくさんいます。
いやな勉強 やきらいな教科でも、5分だけなら、たぶんだれでも集中して勉強できるでしょう。それを5分から10分、20分、・・・1時間、2時間、と延ばしていけば いいのです。最初からいきなり2時間も3時間も、きらいな教科ばかりを勉強すると、いやになって集中力が途切れてしまいます。逆に好きな教科や好きな勉強、または好きなことなら、長時間でも集中して取り組んでいけるでしょう。
集中力をつけるのに、百ます計算に取り組むという方法もあります。これは小学生や中学生だけでなく、大学受験生にも効果があります。単純なことの繰り返し訓練が、集中力を高めていきます。そういう観点から、たとえ中高生であっても、小学生の計算問題を解くことは有効です。きちんと時間を計って、早く正確に解く練習をするのです。小学生の分数計算や、少し複雑な割り算などは、理系の大学を志望する受験生にも有効です。この方法は受験生に計算力をつけさせ、足腰の強い数学力をつけてくれます。
しかし私が一番推薦したいのは、やっぱり本を読むことです。夢中になって読書すれば必ず集中力がついてきます。地頭もよくなります。まだ受験まで余裕のある人は、読書がお勧めですね。
「集中力をつける」、何かヒントになりましたか?