やる気の研究
朝起きてから夜寝るまでの生活を、思い出してみてください。私の場合まず気になるのが朝の天気です。天気が悪いと一瞬気分が下がります。他にも阪神がまけた時とか、楽しみにしてとっておいたお菓子が食べられてしまっていた時とか、些細なことで一瞬気分が下がります。このほかにも、友人とうまく連絡がとれなかったりとか、妻とくだらないことでけんかをしてしまった時とか、色々とあります。
あなたはどうでしょうか?
気分を下げる要因はいろいろあります。しかしそのほとんどが、一瞬気分を下げるだけで後はすぐに忘れてしまいます。それらのことは些細なことなので、後々まで引きずらないのです。思い出してみると色んな人や様々な出来事が、私たちの気分を下げているものです。
あなたが、お母様から小言を言われた時や、勉強が思うようにはかどらなかったことが時にも、気分が下がりますが、そんな時は原因がはっきりしています。このように原因がはっきりしている時はいいのですが、よく原因がわからないのになんとなく気分が下がってしまうことがあります。
朝、通学の時に誰かとぶつかったとか、いつも座れる電車の席にその日は座れなかったなど、些細なことの積み重ねが気分を下げる原因かもしれません。また気分が下がったのは体調不良が原因の場合もあります。
そんな些細なことが、勉強のやる気を奪ってしまうのです。いい教材をそろえて、一流と言われている先生から教えてもらい、効率のいい勉強法を知っていても、本人のやる気、勉強に対するモチベーションが低いと、入試には失敗します。
やる気を維持すること、モチベーションを高めることは受験勉強にとっては一番重要なことです。そのための細心の注意と研究を怠ってはいけません。
このコーナーではその原因と具体的な解決方法について、これからも色々書いていきますので参考にしてくださいね。
You can take (lead) a horse to water, but you can’t make him drink. (これは故事成語にはありません。)