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想定外のことでパニックならないように!(入学試験)

404私は大阪生まれで、大阪の地を離れるつもりなど全然なかったのですが、ひょんなことから東京で生活することになってしまいました。ちょっとこれは想定外でした。大阪には立派な家があるので、最終的にそこを受け継げば、わざわざ自分の家を買うために、あくせくする必要がないと考えていたのです。ほかにも大きなこと小さなこと含めて、想定外のこがいっぱいあります。ほんとうに人生は想定外のことばかりです。人は年齢を重ねるに従って、人生そのものが想定外だということを自覚するのでしょう。今これを書いていて思い出しましたが、私はあのスマトラ沖大地震があったその日に、火事にあいました。住んでいる家(賃貸住宅)と、私の仕事場である塾の場所も、いっしょに焼失してしまったのです。そこからどう今の塾を立て直したか、詳しいことは今度話すことにしますが、ほんとうに人生は想定外のことばかりです。でも想定外は悪いことばかりではありません。私が26歳で早稲田に入ったのも、たまたま一緒に受験しようと誘ってくれた後輩がいたからです。

入学試験でも、いつも想定外のことが起きます。良い意味で想定外ならいいのですが、良くないことで想定外のことが起こった時に、あなたはパニックにならず、どう対処するかも想定しておかなかればなりません。人生と同じように入試でも、何が起こるかわからないのです。

点数が取れる分野だと想定していたところで、はずしてしまった。すぐにできるはずの問題に、想定の何倍もの時間がかかってしまった。過去問を調べてもいっさい出たことのない分野が出題された、そんなときに受験生がパニックに陥ってしまうと、その後に実力を出しきれなくなってしまいます。

その時パニックにならずどう立て直していくか、そのことも想定しておく必要があります。私も入学試験で、物理があまりにも想定外の問題だったので、うまく解くことができず、その後の調子を狂わせた経験があります。

想定外のことが起きたときにパニックにならないためには、模擬テストや過去問で場数をふんで、なれる訓練をするしかありません。しかし一番いい方法は、入試では何が起こるかわからない、どんな問題が出題されるか、実際受けるまでわからないのだということを、しっかり腹に落としておくことです。しっかり勉強して、模擬テストでもそれなりの結果を出して、しかも過去問の研究もやりつくした受験生ほど、想定外のことが起こると、パニックに陥ってしまいます。がんばった人ほどショックが大きいのでしょう。入試も人生も想定外のことが起こるのが普通です。何も学歴だけで人生が決まるわけではありません。想定外のことが起きた時は、あわてずにその時できる最善のことをしてください。決してパニックなってはいけませんよ。試験や勉強は、それはそれで最善を尽くさなければなんりませんが、だからと言ってそれがすべてではありません。受験は人生のほんの一部です。そのぐらい達観した視野も一方では持っていてください。そんな気持ちを一方で持っていれば、パニックならずにすみます。

 

 

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