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センター試験が廃止される

052センター試験がやがてなくなるそうです。だいたい5年後をめどに廃止される予定です。まだ正式には決定していませんが、ほとんど決まりのようです。5年後と言うと、今の中学2年生以下は、センター試験と違った入試を受けることになるかもしれません。

そしてセンター試験の代わりに、学習度達成テストのようなものを実施するそうです。達成度テストが、ある一定の点数以上でないと、大学を受験する資格を与えないそうです。

近頃少子化がすすみ、半数近くの大学が定員割れになっています。極端に低い学力の生徒が大学に入るようになったので、授業が成り立たない大学が増えているそうです。そのため一定の学力以上でないと、大学に進学できなくするそうです。まあ大学入学資格試験のようなものですね。それがセンター試験の代わりになるそうです。

そのほかにも、大学入学試験も大きく改革するらしいです。それは経済産業省の強い意向によるそうです。経済産業省の意向ということは、経済界の要請、一般企業、社会からの要請ということです。優秀な働き手を養成するための大学の改革、とりわけ入学試験の改革を要請しています。

経済界の意向とは、自分の頭で考え行動できる社会人を、大学から社会に送り出してほしいということです。入学試験は、従来のような暗記偏重の試験から、応用力を試す試験に変わっていくそうです。知識偏重への批判は、従来から指摘されてきたことですが、それが今回の改革で、具体的に入学試験にどう反映されるかは、まだ今のところわかりません。国公立大学では、入試のあり方が大きく変わるかもしれ ません。

以前から、入学試験による選抜方法は、知識偏重になっているなどと批判されてきました。その改善策として、面接や内申点、論文による選抜方法など、様々な工夫がなされてきました。そのあたりから推察して、今さら入学試験を変ることができる余地が、まだあるのかと私は思います。 特に早稲田や慶応などの私立大学の入学試験が、そんなに変わるとは思いません。「大学入試が変わるから大変だ」、といううわさが、これから大きくなってくると思いますが、それに振り回されないようにしてください。やることを正しい方法できちんとしていれば、実力がつき、合格できます。正しい実力をつけていれば大丈夫です。

ただ、記述式の問題が増え、国語力がより重要なってくること思います。それから論理的にものを考える力を試す問題も増えてくると思います。大学受験が、今から5年以上先になる人は、そのあたりを意識して、勉強の計画を立てるといいでしょう。そのためには、今からたくさん本を読んで、文章を書くトレーニングを積むことがいいと思います。でもそれはどちらにせよ大事なことですね。

 

 

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