中学３年生のみなさん、もう都立高受験まで１週間ですね。その間は何を勉強して、どう過ごせばよいのでしょうか？

もう緊張していますか。緊張も適度であれば、身が引き締まっていい具合かもしれませんね。

過去問はもう終わりましたか？１回解いただけではだめですよ。最低３回はやってください。少なくとも３年分、できれば５年分を３回以上解いてください。

そうすると、何度解いても間違うところがあります。同じ問題を間違えます。そこがあなたの弱点です。今からでも遅くないので、その部分を重点的に復習してください。それは理科の電気ですか（ここが苦手な人が多い）、その分野だけなら、すぐできるようになるはずです。一人で理解するのが難しいなら、塾や学校の 先生に教えてもらってください。うちの塾でも、この時期には生徒のリクエストによって、私がそれぞれの生徒の弱点分野の問題を拾ってきて、教えています。

この直前の弱点克服演習は、毎年好評です。演習したところが出題され、できたということが多いからです。もう一週間しかないと、あなたは思っているかもしれません。しかしこれから、まだまだ点数が稼げるのです。あきらめてはいけません。まだ一週間もあるのです。

都立入試の英語の問題で一つアドバイスがあります。リスニング問題の二問目、過去問や模擬テストでいつも点数がとれなかった受験生、その人は最初からその問 題を棄ててしまってください。それだけでかなり時間が稼げます。リスニングで点数が稼げないあなたは、こんなこともうわかっているかも知れませんね。でも できない問題に律儀につきあって、大切な時間を無駄にしてしまう受験生がけっこういるので、老婆心ながら、忠告しておきます。

では最後の追い込みがんばってくださいね。これからの努力も、決してあなたを裏切りませんから。