よく受験に受かるには、または人生で成功するには、イメージングの力をつけることが重要だと言われます。スポーツの世界でもイメージングの活用は、今や常識です。今回はイメージングを利用して、学習効果を上げるお話です。

みなさんも洋楽を聞くことがあるでしょう。洋楽とはレディ,ガガなどの外国の歌手が歌う歌のことですが、あなた自身が、その歌手をまねて歌うこともあると思います。その時、その歌手のレディ,ガガならレディ,ガガになったつもりで歌うでしょう。英語を音読する時も、外人、アメリカ人になったつもりで、音読してほしいのです。すこし気取ってスピーキングしてください。恥ずかしがらずちょっと斜にかまえて、スピーキングしてみてください。それがスピーキング上達のコツです。またリスニング上達の秘訣でもあります。自分が外人になって話しているところを、イメージしてください。

また、その音読の内容が物語りや会話文なら、その情景をできるだけ思い浮かべるようにしてください。イメージしながら音読してください。そうすれば音読の効果を飛躍的に上げていきます。古文の音読をするときも同じです。時代背景を考慮しながら、イメージして音読してください。

暗記教科である歴史も、イメージがうまく描けると暗記しやすくなります。こうしてイメージングを心がけているといいことがあります。暗記力がついてきます。記憶力が向上してきます。それだけでなく応用力もついてきます。

前にもこのコーナーで話ましたが、イメージングを高めることは、すべての目的達成のカギになります。まず音読でイメージ力を高める練習をしてみてください。