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次のステージの問題集に取り組む

319今までにこのコーナーでは、繰り返し一つの教材を学習することのメリットについて、何度も強調してきました。今回はその後の注意点です。

もしあなたが、たとえば英文読解の問題集を、完全にマスターして、マスターするには50回ぐらいの音読をするのですが、それぐらい自分のものとしてしまった後は、いつまでもその段階にととまらず、次のステージにすすめてください。そんなことを言われなくても、多分あなたも次の問題集に手をつけるでしょうが、その時に注意いてほしいことはあります。それはマスターしたことになっている問題集から、完全に離れないということです。最初の問題集の復習は、頭を使わなくても考えなくても、答えがすらすらと出てくるはずです。そこまでになっていないと、マスターとは言えないのですが、マスターしているならば、復習には時間もエネルギーもかからないでしょう。だから定期的に復習を繰り返すことを決して忘れないでください。

新しい問題集を始める時期ですが、最初の問題集が8 割がたマスターしていたらいいでしょう。私は中途半端な状態で次の問題集に手をつけることを、常に戒めていますが、それは、次の問題集に手をつけると、最初の問題集が中途半端になるからです。最初の問題集を、きちんと最後までやりきる、英語長文なら50回やる、マスターするまでやることができるなら、最初の問題集が8割方できていれば、新しい問題集に取り組んでもOKです。その時は必ず、最初の問題集も新しい問題集と平行して学習してください。

また数学や、英語長文など、初見の問題に取り組むことは、応用力を育て、あなたに自信をつけさせてくれます。また次のステージの問題に取り組むことによって、最初の問題集の理解が深まることがあります。どうも今一納得いかなかったことが、すんなり解決できることもあります。

こんなことも心に留めながら、勉強の計画を立てていってくださいね。

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