一人ひとりの生徒を塾長が責任を持って個別指導しています

文京区、豊島区、新宿区の生徒が通う個別指導塾 笑顔の学習塾

世界史の始まり 1

006今回は世界史の始まりについて少しお話します。

世界史の教科書には、文明の始まりとして、いわゆる四大文明のことが記述されていますね。 しかし四大文明は、それぞれの文明が別々に発達し、お互いの文明の関連が全くと言っていいくらいありませんでした。だからまだそのころは世界史にはなっていないわけです。ではいつから世界史が始まったのでしょうか。それはモンゴル軍が世界を征服してからです。モンゴル帝国が、アジアからヨーロッパに到り、 中東まで席巻したことによって、世界がつながり、世界史が始まったのです。

モンゴル族の遠征の主なものは、ヨーロッパです。まずウラル山中のブルガル人の国を壊滅させ、さらにノルマン人諸侯の町々廃墟にして、北コーカサスを征服し、ポーランド王国に入りポーランド王とドイツ騎士団の最強連合軍を一撃のもとに粉砕しました。さらにハンガリー王国を壊滅させ、オーストリアに到り、南方ではアドリア海に達しました。このあたりの記述については、 世界史の教科書に詳しいでしょう。また日本にも攻めてきました。それが元寇ですね。

ここでは、学校の世界史の授業で教わることを書いてもおもしろくないので、教科書では教えない歴史の真実や歴史の流れ、そのほか個々の出来事についての歴史的意義についてお話します。

モンゴル軍の通った後は、町は廃墟になり女性は陵辱され、人民は皆殺しされたそうです。日本でも元寇の時、隠岐・対馬の島民がどれだけひどい目にあわされたか記録が残っています。読むに耐えないくらいです。ソビエトから独立したベラルーシという国がありますが、あの地は湿地帯であったため、モンゴル軍の侵入をこばみ、侵略を受けませんでした。ベラルーシとは処女の地という意味だそうです。女性が護られたからそう名づけなられたのです。

モンゴル帝国のトップに立ったフビライは、1271年にモンゴル帝国を樹立し、今の北京の地に大都という首都を建設します。記録によれば、首都大都には、契丹人、女真人、高麗人、宋人、たちが暮らしていたそうです。色んな民族の意思疎通をはかるために、共通文字として漢字が使われました。しかし元朝時代にはもうかつての漢民族は、モンゴル軍によって絶滅させられていたのです。モンゴル人がいわゆる中国人になってしまっていたのです。余談ですが、今の共産党中国が、漢民族4000年の歴史と言いますがそれは嘘です。

つづく

 

コメントを残す