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勉強をパターン化した後は

wall20140125001s先程このコーナーで、学習計画のパターン化、日々の勉強のルーチン化のお話をしましたね。勉強をルーチン化してしまうと、確かに勉強の効率が良くなってきます。しかしそこに変化がないと飽きてしまいます。受験勉強は毎日の地味な努力の積み重ねです。大きな変化がないことが、ある意味順調に勉強がはかどって いる証拠ですが、そればかりだと飽きがきます。そうすると勉強の効率も落ちてきます。

ではどうすればこのマンネリ化を克服できるでしょうか。それには月ごとにテーマを決めて、重点的に気になる分野を強化することです。たとえば英文法強化月間のように、特定の分野に限って重点的に学習する強化月間を設けることです。そうやって日々の勉強に変化をもたせてください。

受験生のみなさんは、毎日勉強の計画を立てて実行しているでしょうが、多分すべて計画通りにはいっていないと思います。英単語を覚えきれなかったとか、数学の問題がまだ3問残ってしまったとか、予定していた古文の問題集まで手が回らなかったとかと言うことがあると思います。そんな時、強化月間の対象の英文法だけは、中途半端にしないで納得ゆくまで勉強するというふうにしてください。もちろん強化月間科目の英文法そのものの、勉強量の計画を増やしてもOKです。

勉強の日常的ルーチン化をうまく軌道にのせるのがまず第一です。それができればかなり勉強がはかどります。その次に勉強の強化月間を設けるわけですが、一部の受験生は、一度ルーチン化ができてしまえば、なかなかそこから離れて強化月間を設けることに躊躇する傾向があります。それは人間はは習慣の動物で、一度できてしまった習慣から離れることに勇気がいるからです。勉強のペースが乱れるのではないかと危惧するのです。強化月間はルーチン化された日々の学習に、少し変化を与えるだけです。やり初めとしては、強化対象になる科目を、ルーチンで決められていたように納得ゆくまで学習するだけで充分です。躊躇してしまうのは、ある意味勉強がうまくいっている証拠です。しかしその次のステップとして、強化月間を設けてください。そしてメリハ リのある学習をしてください。そのように受験勉強を乗り切っていってください。

 

 

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