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英語長文が苦手  2

012前回は和訳をノートに書くとこまでやりましたね。ここからが重要です。ここまでなら普通の英語の勉強とあまり変わりませんね。

一度正確に和訳して、単語や文法事項も理解したので、今度はそれを潜在意識に落とし込まねばなりません。潜在意識に落とし込む方法はただひとつです。ただひたすら復習を繰り返すのみです。もちろん2回目以降の復習は、和訳をノートに書く必要はありません。黙読で英文を読解してください。

復習は5回もやれば、もう英文の意味をほとんど覚えてしまうでしょう。そこまでできたら、今度はその英文を音読してください。音読しながら英語長文の意味をとってください。音読はどのぐらいやればいいでしょうか。最低50回は音読してください。あなたがもし高校受験生なら、都立の英語の入試問題5年分、すべての英語長文をこの方法で学習してください。さらに模擬テストの英語長文の問題もすべてこのやり方で勉強して、自分のものとしてください。

3回もやればわかってしまう英文、3回も訳せば日本語訳を覚えてしまうくらいなのに、どうして50回も音読する必要があるのか、こんなことは無駄ではないのかと、あなたは思っているかもしれません。しかしここが実力がつくかつかないかの分かれ目なのです。復習を1~3回ぐらいで終わるのと、50回するのとで は3倍以上つく力違ってきます。

50回は多すぎる、50回は時間がかかって大変だと、あなたは思っているかもしれませんが、けっして大変ではありません。大変なのは最初の1~2回だけです。あとはもう日本語訳も覚えているので、ただ声に出して読むだけです。音読するだけで英文の意味がわかるようになっています。私に言わせるなら、ここからが英文読解の勉強の本番です。5回目以降がこの学習法のキモです。

音読の継続は、英文を読む速度を速くします。しっかり日本語訳をした英文の音読は、英単語や熟語、文の構造など色んな文法事項を、マスターさせます。あなたも最初はだまされたつもりにでもなって、とにかく50回の音読復習に取り組んでください。50回の努力は決してあなたを裏切りません。

追伸   大学受験生や高校生もやり方は同じですが、それはまたあらためて解説しますね。

 

 

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