勉強時間の確保と、プラス~。 受験生の体調管理
「勉強する時間がない」と、勉強時間をを作ることに苦労している受験生が多くいます。時間の使い方は大切ですね。隙間時間をうまく利用するなどして、とにかく勉強時間を作って、勉強量を増やしていくしかないですね。勉強時間や勉強のテクニックについてはみなさん関心があり、追求するのですが、他にも大事なことがあります。
それはずばり食生活です。お母様やご家族が、普通に料理を作ってくださる家は問題ないですが、お母様がお仕事で忙しいとか、その他の理由によって、外食やコンビニの弁当、あるいはハンバーガーなどを食べてばかりいると、体調を崩すだけでなく頭の回転が鈍くなり、集中力も失います。
私が以前家庭教師をしていた時の生徒ですが、食事はほとんどデリバリーですませていました。お父さんは会社の社長で、父と息子の2人暮らしでした。父親はいつも忙しそうでしたが、金銭的には恵まれているようでした。そのためかもしれませんが食事はデリバリー注文でした。だから色んな店のメニューがいつも家にありました。勉強を教えた後、生徒が食事を注文するのですが、その時私はメニューを見て驚きました。十分に新鮮な野菜を取れるメ ニューがほとんどありません。中華、洋食、麺類、丼物どれもデリバリーしてもらえるメニューは、高カロリーで野菜不足でした。デリバリーは一般庶民にとっては、特別な日にするものです。誕生日やお客さんが来た時など、デリバリーをする日は非日常なのです。たまに食べる物だから、少しぐらい栄養が偏っていても問題ないのです。
その生徒は体が弱くいつも病気がちでした。その根本の原因は食生活にあると私は思います。食を正すことも受験勉強には大事ですね。
追伸 この生徒の場合だけかもしれませんが、お金持ちでも家族に恵まれないと子供は幸せそうではないですね。勉強の後、その生徒をよく普通の家庭料理店に連れて行きましたが、大変喜んでいました。親父さんと行く外食はほとんどすし屋だったそうです。驚いたことに定食屋のテーブルが低いことに違和感を示していました。すし屋のカウンターは机が高いらしいです。